2024年1月5日
コミュニティネットワーク協会が、東京都から居住支援法人に指定されました!
それは何?という人のために解説させて下さい。
そもそも、居住支援法人の前に、
「住宅セーフティネット制度ってよく聞くけど、実はあまりよく分かってない」
と言う人は多いと思います。
住宅確保に配慮が必要な人は増加する見込みなのに、公営住宅は不足しています。
そこで、増えている民間の空き家を活用しようというのが、新たな住宅セーフティネット制度で、2017年10月からスタートしています。
この新たな住宅セーフティネット制度は、3つの大きな柱から成り立っています。
①住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅の登録制度
②登録住宅の改修や入居者への経済的な支援
③住宅確保要配慮者に対する居住支援
です。
我らがとしまプロジェクトは、
①共生ハウス西池袋を専用住宅として登録し(豊島区初!)、②豊島区の補助を受けて改修工事中(これも豊島区初!)で、入居希望者に家賃補助を利用予定です。
そして③の中に含まれる居住支援法人になるべく東京都に申請を出していたのでした。
居住支援法人とは?
↓
住宅確保要配慮者居住支援法人とは、住宅確保要配慮者(低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子供を養育する者、その他住宅の確保に特に配慮を要する者)の民間賃貸住宅への円滑な入居の促進を図るため、住宅確保要配慮者に対し家賃債務保証の提供、賃貸住宅への入居に係る住宅情報の提供・相談、見守りなどの生活支援等を実施する法人として都道府県が指定するものです。
(住宅セーフティネット法第40条)
コロナで時間がかかりましたが、これで3本の柱が全て揃いました。